第81回全国高校選手権大会

国見準V、3連覇逃す 全国高校サッカー

 サッカーの第81回全国高校選手権大会最終日は13日、東京・国立競技場で決勝を行い、戦後初の大会3連覇という金字塔を目指した本県代表の国見は0―1で市船橋(千葉)に敗れた。市船橋は3年ぶり4度目の優勝。

 国見は序盤から、DF巻、濱本らの厳しいマンマークで相手のミスを誘い、試合を優位に進めたが、決定打が出ずに0―0で前半を折り返した。後半もMF渡邉大の個人技などで攻めたが、市船橋も堅守からの速攻などでリズムをつかみ、20分にMF小川のミドルシュートで先制した。国見もMF成瀬、兵藤らが次々にシュートを放ったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

 試合後、閉会式が行われ、大会優秀選手(35人)に、国見からDF園田、MF中村、柴崎、兵藤、渡邉大、FW松橋、平山の7人が選ばれた。

 ▽決勝
市船橋(千 葉)1 0―0 0国  見
          1―0
▽得点者【市】小川
(市船橋は3年ぶり4度目の優勝)

 【評】倍以上のシュートを放った国見が決定力を欠き、市船橋の放った1本のスーパーシュートに泣いた。
 両者譲らない好ゲーム。前半から国見が攻撃のリズムをつかみ、ゴールに迫ったが、最後の詰めを欠く。セットプレーなどからもチャンスをつくったが、ゴールは奪えなかった。
 後半に入っても序盤から国見が優位に攻めた。20分、左FKのクリアがこぼれたところで市船橋のMF小川にミドルシュートを決められ1点を許した後、ボランチの柴崎をトップ下に上げたが、相手GKの好守にも阻まれ実らなかった。DF陣は相手2トップをよく抑えた。失点したシュートは止めようがなかった。
 市船橋は国見の得点源であるFW平山を研究し、高さを封じた。決勝点となった小川のゴールは見事だった。

 
国見高校サッカー部 準優勝祝賀会

 サッカーの第81回全国高校選手権大会、国見高校サッカー部準優勝祝賀会が試合後の午後6時より虎ノ門「霞山会館」において、関東島原半島会の主催で開催されました。国見高は3連覇を惜しくも逃しましたが、選手の健闘をたたえるため約100名が参加し大いに盛り上がった会となりました。

 

 
       

◆小嶺忠敏(こみね・ただとし)
島原商で1回、国見で5回の選手権優勝を成し遂げた高校サッカー会屈指の名将。国内プロチームの監督になるために必要な「S級ライセンス」保持。1945年(昭和20年)6月24日、長崎県南高来郡有家町生まれ。堂崎中時代はバレーボール部。身長が低いため、中学時代の恩師のアドバイスで61年島原商業入学と同時にサッカー部へ。DFとして総体、国体に出場し、九州選抜の主将も務めた。大阪商業大を経て68年、母校・島原商業へ社会科教師として赴任した。70年に同校のサッカー部の監督になり、77年にインターハイ初優勝。84年に国見に転勤。その年、島原商業の最後の教え子が選手権九州勢初優勝(帝京と両校優勝)。86年から17年連続で選手権に出場中。87、90、92、00、01年に優勝、86、93年に準優勝。97年に教頭、2000年から校長、サッカー部総監督に。88年に長崎県民栄誉賞第1号。家族は厚子夫人(51)と3女。

 
国見高校サッカー・チーム紹介
長崎 国見(17年連続17度目)
総監督 小嶺 忠敏
監督  池田 亮司(49)
番号 位置 選手名 学年 身長 体重
GK 関 憲太郎 176 65
MF 西本 正敏 172 62
DF 浜本 拓哉 176 68
DF 成瀬 英二 177 66
5主将 DF 園田 拓也 180 73
MF 綱田 大志 163 60
FW 松橋 優 170 66
MF 中村 北斗 166 64
MF 兵藤 慎剛 171 62
10 MF 柴崎 晃成 175 61
11 MF 渡辺 大剛 171 61
12 GK 隈 洋晃 175 70
13 MF 原 一生 174 65
14 FW 平山 相太 188 80
15 DF 巻 佑樹 181 74
16 MF 吉村 勇一郎 173 63
17 FW 渡邊 千真 180 73
18 MF 石井 喜隆 171 67
19 DF 坂上  翔 179 73
20 GK 三浦 勝輝 168 60
21 MF 城後  寿 181 70
22 MF 中島 崇史 174 64
23 DF 中島 直人 172 68
24 DF 宮本 雅史 180 72
25 GK 原田 和明 178 65
 
 
 
 
 

 


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