創立50周年記念式典・講演
母校・島原商業高等学校の創立50周年記念式典が平成18年11月4日(土)、本校体育館で行われ、生徒や職員のほか、来賓・同窓会・PTAから約150人が参加、関東島商同窓会からは、渡辺会長(1)、中道幹事長(9)、吉永事務局長(31)、鍬取事務局長代行(29)の4人が出席しました。
 
 

 

新たな未来へ飛躍-島原商高50年の伝統引き継ぎ-

[平成18年11月5日:島原新聞]

 県立島原商業高等学校(権藤哲郎校長)の創立50周年記念式典が4日、同校体育館であり、生徒、職員、来賓ら約650人が出席。半世紀の軌跡を振り返り、「伝統を引き継ぎ、新たな未来へ」の飛躍を誓った。

 同校は昭和31年(1956)4月、県立島原高等学校の商業科、家庭科が分離独立して発足。島原城三の丸の元藩主御殿門前(現第一小校庭)にあった島原高等女学校の旧校舎が学び舎に当てられた。のち、同女学校の新築校舎(現島商校舎)に移り、追って各種施設を増設。平成元年に情報処理科、同10年には国際経済科が新設された。それ以前、昭和40年時には商業科15学級、家庭科3学級の計18学級900人を擁したが、現在、4科各3学級の定員480人体制で、同校の伝統「全生寮教育」の理念のもと、実社会に役立つ人材の育成に取り組んでいる。

 今年、50周年の節目にあたり、『歴史をうけつぎ新たな未来へ-私たちが貫く「礼節・友愛・創造」-』をキャッチフレーズに各種記念行事を展開。折りしも記念式典のこの日、全国高校サッカー県予選の決勝、対国見高校戦があり、式典会場からも快挙成就を祈念した。

 権藤校長は式辞の中で、輝かしい同校の部活動の実績と、草創期からの伝統「全生寮教育」を紹介し、「本校は日常繰り返される学校生活を通して、挨拶や掃除など、当たり前のことを当たり前に実践できる人づくりに努めている。半世紀の時の流れによって培われた校風が、揺るぎないよき伝統として現在に至っているのも、関係各位の本校に寄せるご理解、温かいご支援の賜。…地域に愛し親しまれる専門学校として、新たな歴史を築き、21世紀を生き抜く有為な人材の育成に努めたい」とあいさつ。来賓を代表して横田修一郎県教育長(県知事代理)、末永美喜県議会議長、吉岡島原市長の三氏が祝辞を贈った。

 また、同窓会会長の大場正文氏は、「半世紀の風雲と栄光の中でたくましく歩みを進め、本日を迎えることができた。本校を母校と呼べることは、この上ない喜びです」。生田忠照PTA会長は「本校の教育理念は、社会人としての基本的な姿勢を示し、社会に役立つ人づくりという、きわめてシンプルな目標に向かって先生と生徒がぶつかりあい、切磋琢磨してきた」と述べ、ともに社会や実生活と深く係わりあう同校の教育方針、校風をたたえた。

 これに対し、在校生を代表して杉本健一郎君(生徒会会長)が、「先輩方のお姿を見ていると、身が引き締まる思いです。私も島商魂を全生寮教育で学びました。これこそが奇跡と思われるような数々の成績を上げてきた源です。輝かしい歴史を引き継ぎ、新たな伝統を創りあげ、飛躍に向けて努めていきたい」と誓いを込めて挨拶。全員で校歌を斉唱し、万歳三唱して輝く母校を祝福した。

 引き続き、吉野弘一氏(文部科学省初等中等教育局視学官)が「人としての生き方、在り方」と題して記念講演。九十九ホテルで祝賀会がもたれた。